2007年12月19日

タイタニック:TITANICと、タイタニック2:TITANIC TWO THE SURFACE


船の切符は

僕の人生で最高の贈り物だった。




君に会えたからね











【映画「タイタニック」より】







はい。

恋愛ものです。

でも、そこは、キャメロン監督のこと。

ただの恋愛ものに終わらせません。



前半の恋愛ものと後半のパニックものの切り替えが、リズムよく成功していますし、後半の浸水する船からの脱出シーンは、キャメロン監督らしい緊迫感のあるアクション映画として見ても大満足の出来で、全部で 3 時間以上もある長い作品ですが、観客を途中で飽きさせません。



CGを使って船を俯瞰するシーンを実現させていますが、思えばこの映画からではないでしょうか?映画にCGが当たり前になったのは?



年老いたヒロインの回想という形でストーリーが進むという手法は個人的に好きなので◎。





最後は非情の別れを迎えることになったジャックとローズのたった一瞬の愛ですが、ラストシーンでは、祝福の拍手の中、二人は楽しげに抱き合い子供のように回り合います。



拍手する人々の中には、ローズの元婚約者も母親もいて、初めて全員が二人の愛を祝福します。



すべての憎しみと怒りが洗い清められ、歓喜と幸福が二人を包み、もはや過去も現在も未来もない。



このシーンが、本当の悲劇的な結末をより強め、深い感動を与えます。



味わい深い素晴らしい終わり方だと思います。





ただ、恋愛編 のラストにセックスシーンを持ってくるのだけは納得できませんでした。



女性は、肉体関係を持った相手は、記憶には留めても、気持ちを留めることはないですから。



逆に肉体関係を持たないままの方が、年老いた今でもローズの気持ちが変らないという事に説得力が出てくるし、返ってその方が、ラストシーンの悲劇性が、より際立つと思うのですが、いかがでしょうか?





ちゃんと泣き所も、ハラハラドキドキも用意された極上の娯楽作品です。



いつも言っていますが、貴重な人生の限られた時間を使って観るのでですから、どっぷり、その世界に浸かって、泣いて感動する準備をしてご鑑賞下さい。




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実際のタイタニック号には、唯一の日本人乗客として、ロシア研修から帰国途上の鉄道院副参事であった細野正文氏が乗船していました。

氏は、音楽家細野晴臣氏の祖父にあたります。



有色人種差別的な思想を持っていた他の白人乗客が、同じく乗船していた韓国人と細野氏を間違えて書いた手記によって、「人を押しのけて救助ボートに乗った」という汚名を長いこと着せられて、恥ずべき日本人の行為として日本の小学生向けの教科書にまでも、このことは取り上げられていましたが、氏は一切弁明をせずその不当な非難に生涯耐えました。



死後の1941年になって、本人が救助直後に残した事故の手記が発見され、その後1997年には細野氏が別の救命ボートに乗っていたという調査報告がなされたため、名誉回復されることになりました(しかし先の事件が長く喧伝されたのに対して、名誉回復が行われてから日が浅いため、いまだにこの件を持ち出して日本人男性を非紳士的と主張する日本の女性や外国人も少なくありません)。



弁明や言訳をすることを恥とする武士道的な倫理や、このような沈黙を美とする考えは、欧米人には全く通用しないでしょうからねぇ・・・



宮澤賢治氏の「銀河鉄道の夜」には、このタイタニックで亡くなられた人々が登場しますが、同作を原作として映画化したアニメの音楽を、細野晴臣氏が担当したのは、何かの因縁でしょうか(^▽^;)








あ、そうそう、続編「タイタニック2」のストーリーを紹介します。

タイタニック号沈没現場を調べていた潜水調査隊が、氷付けになったジャックを発見、回収して蘇生させた。



蘇生したジャックは、訳も分からないまま捕らえられてしまう。



何とか脱出するものの、指名手配を受けて追われる身になったジャック。



愛するローズが、すでに102歳でこの世を去ったことを知り、愕然とするジャック。



逃亡中に、ブロードウェイ・ミュージカル、「タイタニック」の観衆にまぎれて涙するジャックに容赦なく迫る権力!



「あんまりだ!なぜ、海底に放っといてくれなかったんだ・・・」



絶望するジャックの運命はいかに!



「タイタニック2」の予告編は、ココ↓から見れます






・・・色々なブログでも取り上げられていて、ご存じの方も多いと思いますが、色々なディカプリオ出演映画名場面のコラージュで作り上げたと思われる映像です。



大塚も最初まんまと騙されました(^0^:)



完成度にかなり感動・感激してしまったので、紹介しました。



Derek Johnsonという人が作成したものらしいですが、同姓同名が多くてどんな人なのか調べきれませんでした。



「これを見せたかったから、今更「タイタニック」のレビューを書いたんだろ!」と言われれば、



その通り!



としか言いようがありません(T▽T)ノ




※当記事は拙ブログ過去記事を加筆訂正したものです。



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posted by 大塚陽一 at 15:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画スイッチ
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