2016年05月03日

007/トゥモロー・ネバー・ダイ TOMORROW NEVER DIES





ソフトタッチで試してみよう









シリーズ第18弾。

ピアース・ブロスナン=ボンド第2作品。

「007/ゴールデン・アイ」で ダイナミックなアクションシーンを復活させてくれたピアース・ブロスナンが、今回もまた前作以上のアクションを見せてくれています。

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彼のアクションは、いいですね。

ムーア・ボンドのように、ちゃんと精神的な余裕は保ちながらも、懸命さが溢れていて、しかも軽快なアクションなので、いい感じですね。

本作は、アクションにこだわった作品で、息つく暇もないアクションの連続には、圧倒の一言です。




ボンドガールには、ご存知「ポリス・ストーリー3」で、ジャッキー・チェンをも凌ぐ豪快なアクションを披露してくれた香港のトップ・スター=ミシェル・ヨーが登場し、第10作「007/私を愛したスパイ」 以来久々にボンドと対等な女スパイを演じます。




そして、最大の見所は、なんと言ってもボンドカーですが、前作「007/ゴールデンアイ」で、登場だけして、活躍させられなかった欲求不満を解消するかのごとく、大活躍するニューボンドカー「BMW750iL」には、今までになかった最新式のシステムが充実していました。


映画の中でボンドは、Qから貰った「エリクソン携帯電話」を使い、車をリモコン操作で操ります。

立体駐車場で繰り広げるカーチェイスシーンはかなりの迫力で、最高に面白いシーンです。

この時、ボンドカーの後部座席で、ボンドは、携帯電話のリモコンで操作するのですが、揺られながらも歓声を上げながら、カーチェイスを楽しむボンドは、最高にボンドらしいボンドでした!!


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車に限らず、ボンドとリンが二人羽織り状態で「BMW R1200C」のバイクにまたがり、追っ手のヘリコプターから逃れる壮絶なアクションシーンも見所だし、ステルス艦等、敵も久々に大富豪という設定で、ハイテク機器を登場させてボンドに立ち向ってきます。

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なおQはいつも研究室で登場しますが、今回はレンタカー会社の社員に扮装して登場します。

真っ赤なジャケットは、とても似合っていました^▽^

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「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のストーリー:「クラッチ!」


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イギリス諜報部MI6はロシア当局と合同で、ロシア国境における武器取引マーケットの調査を行っていた。

侵入したボンドの撮影した映像から、大量の武器と日本人テロリストの磯倉聡やアメリカ人のテロリストのヘンリー・グプタをはじめとする危険人物が集まっていることを確認したMI6は、ロシア側の合意によりイギリス海軍艦艇からの巡航ミサイル攻撃を行う。

ところが、市場の商品の中に核魚雷があることが判明、ミサイルは母艦から距離が離れすぎていた為自爆電波が届かず、ボンドには退避命令が出される。

だが、ボンドは命令を無視して核魚雷を搭載した戦闘機諸共確保して飛び去り、チェルノブイリ以上の核汚染は阻止された。

しかし、この代償に会場にいた危険人物の1人、ヘンリー・グプタは逃走してしまう。

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その後、南シナ海の中華人民共和国の沿岸の「公海上」を航行していたイギリス海軍フリゲート「HMSデヴォンシャー」が、中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機による領海侵犯の警告を受けた後に撃沈された。

同時に中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機も撃墜された上に、その後脱出したフリゲート艦の乗組員も謎のステルス艦の乗務員に機関銃で皆殺しにされた。

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HMSデヴォンシャーは実際には中華人民共和国の領海内を航行していたにもかかわらず、なぜか領海から離れた公海上を航行していたと艦内のレーダーには表示されていた。

また同時にシンガポールのMI6支局は不可思議なGPS電波が発信されていたことを掴んでいた。

さらに、HMSデヴォンシャーからの「公海上で中国人民解放軍空軍機の攻撃を受け撃沈された」との電文を受けたばかりのイギリス国防省とM、さらに首相らが事実関係の確認に追われている最中にもかかわらず、なぜか「カーヴァー・メディア・インターナショナル」の総帥でメディア王・エリオット・カーヴァーが発行するイギリスの新聞「トゥモロー」上に「公海上を航行するイギリス海軍艦と中国人民解放軍のミグ戦闘機が交戦し、撃沈され乗組員が虐殺された」という記事が掲載された。

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「トゥモロー」が伝えるHMSデヴォンシャーの「公海上」での撃沈と乗組員の虐殺に激怒したイギリス首相は、イギリス海軍艦隊の中華人民共和国への派遣を命じるものの、「トゥモロー」の早すぎる記事の掲載と不可思議なGPS電波の発信に疑問を抱いたMはこれに抗議し、これを受けて首相は艦隊派遣の48時間の保留と、48時間以内の事実関係の調査を命じた。Mはボンドをカーヴァーのパーティーが行われるハンブルクに派遣する。

奇しくもカーバー夫人は、ボンドのかつての恋人パリスだった。

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パリスは、ボンドの顔を見るや張り手を食らわせる。

カーヴァーの指示で、ボンドは手下の数名に襲われるが、反撃。

全員をのした後で、ホテルに戻ったボンドは、カーヴァーが、どういう手段で来るかを待った。

しかし、ホテルに現れたのは・・・。

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果たして、カーヴァーの陰謀は何か?


謎の女リンは、敵なのか?味方なのか?


ボンドとパリスの再会は、二人にどんな影響を与えるのか?






「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のサイドストーリー:米国をさしおいて第三次世界大戦をおっぱじめようなんざ、見過ごせねえ!




この作品の公開前、これまで18作品の製作に携わってきたプロデューサーであるアルバート・R・ブロッコリが他界したため、この作品は彼に捧げられたものとなりました。

私は、ブロッコリの顔を思い出そうとすると、どうしてもオーソン・ウェルズの顔が思い浮かんでしまいます・・・何でだろ?

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監督は、「エアアメリカ」「シックス・デイ」など、ダイナミックなアクション作品も手がけているイギリス出身のロジャー・スポティスウッドです。

このブロスナン=ボンドは、全部で四作品ありますが、すべて監督が違うのは、何でなんでしょうか?

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「007/私を愛したスパイ」は、「007は二度死ぬ」のコピーオマージュでしたが、本作は、「007/私を愛したスパイ」と、「007は二度死ぬ」両作品へのオマージュといっても良い内容の作品と言えるでしょう。

ただ、個人的には、今回のボンド・ガール=ミシェル・ヨーは、同じアジア系モンゴロイドの私から見ると、セクシーさや美ししさが物足りないので、どうしてもシラケてしまいます(個人的な好みです)^^;

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あと、長年苦楽を共にしてきた愛銃ワルサーPPKから、ワルサーP99に乗りかえられました。

またひとつ伝統が・・・(T△T)




音楽ですが、デビット・アーノルドは本作が初登場となります!

本作は、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」「007/ダイ・アナザーデイ」とデビット・アーノルドが、手掛けたブロスナン・ボンド作品の中でも、最もバリー色が強い作品に仕上がっているのでクラシックシリーズ初期のファンでも、違和感無く聴けることでしょう。



いやぁ〜本当にうらやましいですね!

私も作曲の才能があったら、自分の大好きなシリーズの音楽をやってみたいもの(^▽^)

彼は、色々と言われていますが、私的には全然有だと思っています。

特に本作はね。



久し振りに、ギターバリバリのボンドのテーマが聴けた時は、鳥肌立ちましたもの!

しかも、元々主題歌にデビット・アーノルド作曲K・ D・ ラングが歌う曲を持ってくるつもりだったところが、シェリル・クロウで、ゴリ押しされて、それならと、曲名を「TOMORROW NEVER DIES」から「SURRENDER」に変更して、エンディングに持って行き、でも、劇中では、サレンダーのアレンジ曲満載で、どっちが主題歌か、分からないほど。

そんなアーノルドさんが大好きです!


彼は、ボンド・トリュビュート・アルバムで抜擢されて、バリー自身からもお墨付きをもらっての登板なので・・・





1 TOMORROW NEVER DIES

2 WHITE KNIGHT

3 THE SINKING OF THE DEVONSHIRE

4 COMPANY CAR

5 STATION BREAK

6 PARIS AND BOND

7 THE LAST GOODBYE

8 HAMBURG BREAK IN

9 HAMBURG BREAK OUT

10 DOCTOR KAUFMAN

11 -3- SEND

12 UNDERWATER DISCOVERY

13 BACKSEAT DRIVER

14 SURRENDER

15 JAMES BOND THEME [PERFORMED BY MOBY]




本作には、サントラが二枚存在します。

はい。

もちろん私は二枚とも、揃えています。

主題歌とEDテーマが収録されていないとは言え、こちらをO.S.T.と称するべきだという意見がある位のボリュームとバランス。

そして完成度。

アーノルド氏のインタヴューも収録してあり、その対訳もライナーノーツに完全収録してあります。

ここでは、氏が007に携わる切っ掛けから裏話も載っていて、楽しめますよ。

特にO.S.T.に含まれなかった13曲目 Bike Chase、18曲目 All in Day's Work等は、涙もの!

迷わずに”買い!”です。

007/トゥモロー・ネバー・ダイ [ サントラ ]
価格:2592円(税込、送料無料)





1. White Knight

2. Sinking of the Devonshire

3. Company Car

4. Paris & Bond

5. Last Goodbye

6. Hamburg Break In

7. Hamburg Break Out

8. Doctor Kaufman

9. *-3-* Send

10. Backseat Driver

11. Underwater Discovery

12. Helicopter Ride

13. Bike Chase

14. Bike Shop Fight

15. Kowloon Bay

16. Boarding the Stealth

17. Tricky Spot for 007

18. All in Day's Work

19. Exclusive David Arnold Interview




ゲームも、ありますよ↓ちょ、と微妙ですが^▽^;










THE END

OF

“TOMMOROW NEVER DIE”

BUT

JAMES BOND WILL RETURN

IN

“THE WORLD IS NOT ENOUGH”











posted by 大塚陽一 at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) |   ・ジェームズ・ボンド007
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