2017年08月16日

映画「サマーウォーズ(SUMMER WARS)」




こういうのは勝ちそうだから戦うとか

負けそうだから戦わないとかじゃないんだよ

負け戦だって戦うんだ、ウチはなぁ

それも毎回










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今年も、映画「サマーウォーズ」の時期がきましたね。

個人的に、劇場用長編オリジナルアニメ映画で一番大好きな作品が、この「サマーウォーズ」。



初見は、ぜんぜん期待していなくて、たまたま空いた時間と丁度タイミングよく観れる映画がこれしかなかったという理由で観た作品なのです。



でね、冒頭までは普通に楽しめていたんですけど、前半途中からは、ずっと泣き通しだった。

その理由は・・・後半に打ち明けるとして、その私が泣きに泣いた部分を除けても、エンターテイメント作品として十二分に通用する良い作品だと思います。



外国人が観たらどういう感想を持つのかな?



それも気になる作品です。










映画「サマーウォーズ」のストーリー:
あんたは優しい子だ。

優しい人の周りには、ちゃあんと優しい人がついてきてくれる。

きっとあんたを助けてくれる。

だからあんたも人の支えになれる女性におなり。

人を守ってこそ己も守れる。

陣内家は代々そうやって生きてきたんだ。




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世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界OZ(オズ)。

ユーザーはパソコン・携帯電話・テレビなどから自分のアバターを操って、ショッピングやゲームだけでなく、納税や行政手続きなどの様々なサービスを利用できる。

OZの管理権限や個人情報などは、世界一安全と言われるセキュリティによって守られていた。



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ある日、佐久間と共にOZの保守点検のバイトをしていた高校2年生の小磯健二は、憧れの先輩である夏希から、一緒に夏希の実家に行くという「バイト」に誘われる。

実家には夏希の曽祖母である栄おばあちゃんの90歳の誕生日を祝うために、26人の親族が一堂に集まり、健二はひょんなことから栄のために「夏希の婚約者のふり」をすることになった。

2010年7月30日の午前0時25分、健二の携帯電話に数字の羅列が書かれた謎のメールが送られてくる。

数学が得意な健二は、それを何かの問題だと思って回答してしまう。

しかし、それはOZの管理権限を奪取できる暗号であった。

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翌日、OZは謎の人工知能・ラブマシーンに乗っ取られてしまう。

その影響はOZと密接に連携していた現実世界の各種インフラにまで及び、社会全体に大きな混乱を引き起こしてしまう。

人々が対応に苦しむ中、栄は人脈を駆使して被害の軽減を図り、事態は収束に向かったかに見えたが、その翌朝・・・

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映画「サマーウォーズ」についての雑感:

悪くねぇぞ兄弟ってのは。

おやつは半分になるし、喧嘩もしょっちゅうだし、顔見りゃ憎たらしいことばっかりだ。

けど、それがいいんだ。家族が増えるってことは守るもんが増えるってこった。

幸せな話じゃねえか。

守るもんの数だけ強くなれるってもんだ。

ザ・陣内家の強さの秘訣!








さて、前半途中からは、ずっと泣き通しだった。と書いてましたが、もちろん、泣き所の見せ場はそれぞれ丁寧に、繊細に描かれていて、もちろんそういうシーンでも泣いたんだけど・・・

一番ジーンと泣いちゃったのは、ここ↓

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ここの一族それぞれの家族が一同に集まって、揃って夕食を食べるシーン。



私の両親はそれぞれ兄弟も多かったので、盆暮れはたくさんの親戚と過ごすのが普通でした。

父は本家なので、盆暮れは我が家に親戚が集まったんだけど、祖父の戦死にまつわるあれやこれやで、集まるといっても父の兄弟6人とその家族だけだったので、まぁ20名ほどだったんだけど、母親は7人兄弟の末っ子で、その長である私にとっての祖母が健在の時は、盆と暮れに祖母の家に私にとっては母の伯父や伯母、祖母にとっては子供達が孫や曾孫を引き連れて集まり、総勢30名越えの大人数でワイワイと大騒ぎして毎年過ごしていました。

幼い頃は、それが当たり前の風景で、ずっとずっと続くものだと思っていたんです。

親戚が集まるまでの間、子ども達はそれぞれに年長者は年少の者の面倒を見て、女の子は料理の手伝いに釜の番をしたりしながら過ごすのもいつもの恒例行事。

当年アラエイ(っていうのかな?)の母が末っ子だったので、伯父の中には従軍経験のある者もいて、毎年毎年同じ話なんだけど、戦地で経験した話を聴いて、(私の成長度合いによって同じ話しも感じることは変わっていきましたので)感心したり、母が幼い頃のエピソードを聴いたりと。

それが毎年変わらずにずっと続くような気がしていました。

それが、段々と年を経ていくウチに伯父や伯母が、そして、従兄の兄ちゃんが、そして祖母が、そして私の父親がと、一人、また一人と他界していく内に、従兄弟連中の成長と自立も加わって、親戚一同が会するのは誰かの葬式か結婚式ばかりになってきて、しかも、孫や曾孫の代に至っては、付き合いが疎遠になって、やれ仕事だの遠方だのという理由で、冠婚葬祭でも出席しない者が少しづつ増えていきました。

仕方ないんだけどね。

でもね、今振り返ると不思議なもので、当時は、自家用車も少なく、道の状態も今とは比べ物にならないほど悪くて、交通状況も今のほうが格段にいいんだけど、盆暮れに親戚が集まる事は当たり前のことで、誰も疑問に思わず、当たり前の事の様に毎年毎年集まっていました。

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子供の頃、大勢の親戚、伯父伯母や従兄弟達と過ごした盆暮れは、今でも忘れられない掛け替えのない楽しい思い出で、何かの拍子に、よく思い出したりするんですが、この映画を観ながら、頭の片隅では、ずっと・・・

あぁ、あの時○○伯父さんが飲みすぎて、あんなに踊ってたっけ・・・

とか

あぁ、あの戦地で銃撃に合ってヘルメットの中を銃弾が一周した話を○○伯父さんが毎年してたっけ・・・

とか

〜の時に従兄弟の○○兄ちゃんと○○兄ちゃんに夜中ラーメン食べにこっそり連れ出してもらったんだよなぁ・・・

とか

もう二度と逢えない人たちのことを思い出しっぱなしで、本当に何とも言えない貴重な満ち足りた時間を過ごせたんです。

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だからね、設定やストーリーに関しても、ちゃんとエンターテイメントしててそれだけでもいいんだけど、この映画の私の大好きなところは、ストーリーに関連するシーンやセリフの合間に自然に挿入されている、何気ないシーンや何気ない会話・・・田舎に向かうちょと古びた一線を退いてローカル路線に回された電車に揺られるシーンとか、親戚の奥さん連中が集まって家族や子どもの話をしながら料理しているシーンとか、本家に飼われている犬を「覚えてるか?」と撫でるシーンとか、子ども達が親戚連中の間を遊びながら走り回るシーンとか、伯父さんたちが良い大人になったのに兄弟特有の遠慮のない言い争いを始めたりとか・・・

ほんとにね、すごいデジャ・ヴを感じるシーンばかりで、懐かしくて涙が出る、そういう映画を作ってくれたってことだけでも私は感謝の念を抱いています。


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・・・で、大塚家の本家を担う嫡男麟太朗には、この映画をみせて、
いいか、麟君が爺さんになる頃には盆暮れには50人は集まるようなファミリーを築かんといかんばい
と、言い聞かせています。



なので、「お盆とはいえ、金がかかるからなかなか行けない」

とか

「盆暮れ関係なく仕事があるんで」

とか

「やっぱり、お正月は海外で過ごしたいよね」

・・・とかいう考えの人や、この映画を観て家族が一堂に会して食事をするシーンにイイね!と感じない人には、大塚家の嫁や婿は務まらんよね。

・・・というか、こういう盆暮れを過ごしてくれってのが、私の遺言の中の重要な一つだと前もって明言して置きたい。

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・・・という話を麟君にしたよ、って妻に話した時、

じゃあ、50人入るようなリビングのある家を自分が建てんと、そんなこと言えんっちゃない?

と言われて映画本編より泣けてきたのは言うまでもない。





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posted by 大塚陽一 at 22:53 | Comment(0) | 映画スイッチ
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