何を面白いと思うかは人によって違うものだが、
面白さの感じ方は多読によって鋭くなる。
【加藤万里子】
ほぼ一年前の記事「なぜ私が学級文庫に本を寄付し続けるのか。」の中で・・・
うちの長女(現:高1)が小1の時から、子どものクラスにある学級文庫に度々本を寄付し続けてきました。
長女の時も長男(現:中2)の時も、そして今の次女(現:小5)のクラスにもずっと、我が子に是非とも読んで欲しいと思う本を寄付し続けています。
子ども達の通う学校は児童が減少傾向にあり、クラスもどんどん減っていっているので、恐らく今稼動している全クラスに本を寄付したことになっているのではないかと思います。
時々、担任の先生から「こんないい本だったら、御自宅でお子さんに・・・」とワザワザ学校のクラスに寄付して他の子供たちに読ませなくてもいいのでは?と言われたこともあります。
けどね、私がなぜ家で我が子に読ませようとせず、学校のクラスに寄付するのかというと、『我が子のお友達は、我が子の生涯の宝物だから』なんです。
人間というのは環境の生き物といわれています。
特に子どもの頃は、住んでいる地域や家庭の収入によって環境は限定されてしまいます。
どんな人と出逢うかによって、どんな影響を受けながら成長していくのかも決まってきます。
だから、子どもにとって、そのお友達が少しでも素晴らしくなるのは、その子の人生もより輝くと思うのです。
我が子だけが良ければいいということは絶対にありません。
我が子の幸せは、お友達も幸せでないと有り難いものなのだと思うのです。
それが、学級文庫に本を寄付し続ける理由です。
と、書きました。
それとね、我が子に読んで欲しい本を家に置いていて、家の中で子どもに直に薦めても、DVDやら、おやつやら、友達が遊びに来たりやらで、まず読んではくれません。
でもね、学級文庫に寄付すると、たいていは担任の先生が「これは大塚のお父さんが寄付してくれた本やから、みんな興味がある本はぜひ読むように!」とか何とか言ってくれるんですよ。
で、家の子等も、お友達に対して誇らしいような、嬉しいような気持ちになって、機会がある毎に、手にとって読んでくれるようになります。
自然と。
ですから、みなさんも、もし我が子に読んで欲しい本があるのに、なかなか読んでくれない時があったら、ぜひ学級文庫に寄付してみてください。
我が子も手にとってくれるし、我が子にお友達も読んで心と頭の栄養をしっかり吸収してくれることでしょう。
では、今回も、私がこれまでに学級文庫に寄付してきた本の一部を紹介いたします。
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などなど・・・思い返せばたくさんありすぎて、全部は書けませんので、またまたいずれ他の本は記事を変えてあげてみますね(^▽^)