はっははは・・・あなたはズレてる。
知らないんだ、マスコミの時代を。
いいですか、現代の人間は赤ん坊以下です、
犬以下です。
なぜか?
彼等は考えないからです。
昼間は奴隷のように働いて、
夜は酔っぱらうかマージャンかパチンコ、
でなければラジオを聴くかテレビを眺める。
一体いつ考えるんです。
頭の中はカラッポです。
そこです!
我々が狙うのは。
このカラッポな頭の中に
我々が繰り返し繰り返し叩き込むんです。
おいしいキャラメル、
栄養のあるキャラメル、
ワールドキャラメル、
ワールド、ワールド、ワールド!
すると彼等は、
ワールドキャラメルを見れば自然と手を出す。
口に入れる。
はっははは、わかりましたか?
ラジオ、テレビ、映画によるマスコミは
すべてを強制出来るんです。
大衆の意志も感情も
思いのままに動かせるんです。
マスコミは現代の独裁者です、
帝王です!
【映画「巨人と玩具」より】
前回の記事『志・或いは矜りと嗜み・・・その1「憲法九条」』のなかで、私は『政府は第九条を改憲するのではなく、逆に前面に出して、「今こそ成長すべきだ!今こそ変らなければ!」と訴え、日本も、60年間平和憲法を守ってきた非暴力主義国家平和主義国家のリーダーとして、このルールを世界共通のスタンダードにするための戦略の戦術第一弾として、憲法九条の碑を世界各国の全都市に設置する運動を展開』するべきだと述べました。
その記事の中で、
世界の軍事費は年間約1兆ドル(110兆円超!)。
中でも日本の自衛隊費は、世界でもトップレベル(600億ドル(約5.9兆円)で第5位、4位の英国とほぼ同額)です。
これを環境保護、貧困対策、食糧問題、教育・医療の充実などに回せばどれほど住みよい世界になるか。
と書いていたのを受けて、「自衛隊を無くすということがどういうことか分かっていっているのか!」という御意見を数名からいただきました。
この場を借りて回答したいと思います。
私自身は、現時点では自衛隊を無くす(或いは解体す)べきではないと考えております。
自衛隊は、ほぼ現状の位置づけのままで半永久的に続いて欲しいとも思っております。
ただ、過剰な予算を組み入れて軍備増強的な部分は少しずつ押さえていって、その分のお金を他の環境保護、貧困対策、食糧問題、教育・医療の充実などに回せたらいいと考えております。
小泉政権の頃は、自衛隊を軍隊にという動きが近い内に出てくるはず・・・と考えて、危機感を抱いていたので、非常に自衛隊の存在自体にも不安感はありました。
しかしながら、「嗜み」という観点からも、自衛隊は必要だと思いますし、自衛隊の方々には感謝と尊敬の念を抱いております。
これから先、せーじ屋の暴走さえなければ・・・と願っております。
はい。
というわけで、今日はその戦略の第2弾として「憲法九条でどう戦うか」と銘打ってますが、それを説明する前に、あなたは「国策映画」という言葉を御存知でしょうか?
辞書で引いてみると、
国の政策を宣伝するために作られた映画。
と、あります。
宣伝とは、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持ったプロパガンダ行為ということです。
日本でも戦時中は、「戦争やむなし」の思想を持たせるべく国策映画が上映されたようですが、最近で言えば、「ゴジラ」などの怪獣映画、「永遠の0』などに防衛省・自衛隊が協力して自衛隊に好意を持てるよう善玉として描かれていますが、これも一種の国策映画と見ることが出来るでしょう。
イギリスの政治家アーサー・ポンソンビーは、国家が戦争を遂行するためには、国民に戦争するしか道がないと国民世論に信じ込ませるため国策プロパガンダを頻繁に行うとし、第一次世界大戦でイギリス政府が行った戦争プロパガンダを分析して、国策映画の中で主張されるテーマを10の要素に分析整理しました。
・われわれは戦争をしたくはない。
↓
・しかし敵側が一方的に戦争を望んだ。
↓
・敵の指導者は悪魔のような人間だ。
↓
・われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命(大義)のために戦う。
↓
・そしてこの大義は神聖(崇高)なものである。
↓
・われわれも誤って犠牲を出すことがある。だが、敵はわざと残虐行為におよんでいる。
↓
・敵は卑劣な兵器や戦略を用いている。
↓
・われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大。
↓
・芸術家や知識人も正義の戦いを支持している。
↓
・この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である。
フランスの歴史学者であるアンヌ・モレリは、「私たちは、戦争が終わるたびに自分が騙されていたことに気づき、『もう二度と騙されないぞ』と心に誓うが、再び戦争が始まると、性懲りもなくまた罠にはまってしまう」と著書の中で、この内容が第一次世界大戦に限らず、あらゆる戦争において共通していることを指摘しました。
アメリカはこのプロパガンダ技術をうまく応用して映画だけでなく、TVの報道、新聞、ネットの書き込みを通じてうまくプロパガンダを利用していますね。
さて、こう見てくるとプロパガンダ映画は国が戦争することを国民に支持させたい時に使われるというイメージがありますが、これを第二の戦術として利用します。
そのプロパガンダ映画で世界に発信する内容の本質は、
一に、日本は素晴らしい国で攻めるべきではない。そして、その日本が素晴らしい国である要素のひとつに平和憲法がある。
二に、日本は素晴らしい国であると同時に、実は攻められても完璧に自衛するだけの力を誇示することはないが、持っている。
三に、自国も日本に倣って日本のような文化を持つ国になったらいいのに。
というものです。
どんな内容にするかというと、まず役者さんは、せっかく最近ハリウッド映画などに日本人の役者さんが多数出演してくれているので、
渡辺謙さん(「ラストサムライ」「硫黄島からの手紙」「インセプション」「GODZILLA ゴジラ」)、
真田広之さん(「ラッシュアワー3」「ウルヴァリン: SAMURAI」「47RONIN」)、
菊地凜子さん(「バベル」「パシフィック・リム」「47RONIN」)、
栗山千明さん(「キル・ビル」)、
柴咲コウさん(「47RONIN」)、
浅野忠信さん(「マイティ・ソー」「バトルシップ」)、
二宮和也さん(「硫黄島からの手紙」)、
裕木奈江さん(「硫黄島からの手紙」「インランド・エンパイア」)、
伊原剛志さん(「硫黄島からの手紙」)、
加瀬亮さん(「硫黄島からの手紙」「TOKYO! インテリア・デザイン」「永遠の僕たち」)、
竹内結子さん(「フラッシュフォワード」)、
桃井かおりさん(「SAYURI」「終戦のエンペラー」)、
大後寿々花さん(「SAYURI」)、
福島リラさん(「ウルヴァリン: SAMURAI」)、
TAOさん(「ウルヴァリン: SAMURAI」)、
芦田愛菜さん(「パシフィック・リム」)、
初音映莉子さん(「終戦のエンペラー」)、
田村英里子さん(「HEROES」「DRAGONBALL EVOLUTION」「REAPER」)、
工藤夕貴さん(「ミステリー・トレイン」「SAYURI」「リミッツ・オブ・コントロール」)、
役所広司さん(「SAYURI」「バベル」「シルク」)、
・・・などなど、書いていると錚々たるメンバーですね、このメンバーに往年の海外でも通用する有名どころ、
高倉健さん(「ブラック・レイン」「ミスター・ベースボール」)、
浜美枝さん(「007は二度死ぬ」)、
千葉真一さん(「キル・ビル」)、
藤岡弘、さん(「SFソードキル」)、
ケイン・コスギさんも起用します。
音楽は坂本龍一さん(俳優として「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」映画音楽・参加も含む「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」「リトル・ブッダ」「スネーク・アイズ」「ファム・ファタール」「バベル」「シルク」)。
監督は出演もして欲しい北野武(ビートたけし)さんかな?
ストーリーは・・・
日本が正体不明(ここ大事)のテロ軍隊に侵略されます。
テロ軍隊は主要基地をあっという間に占拠、自衛隊も在日アメリカ軍も人質(ここも大事)にとられ、原子力発電所にも爆薬(ここも大事)を仕掛けられ、表立って手出しできなくなります。
この緊急時事態に、アメリカ大統領から日本の総理大臣にホットラインが入ります。
米大統領の依頼内容を総理大臣が天皇陛下に伝え、うなずく陛下。
そこで普通に生活する平凡な数家族に知らせが届きます。
日本に何か一大事が起こった時に、立ち上がるべく秘伝の忍法やサムライ道を代々伝える一家が日本には各地に多数居て、実は過去に日本を占領したアメリカが、日本を植民地に出来なかったのも、このニンジャやサムライたちの存在があったからだと、この伝説のニンジャやサムライに頼るほかないと、現アメリカ大統領が側近に述懐するシーンを挿入。
このニンジャやサムライ達は、手裏剣や日本刀などの武器で最新兵器を有するテロ軍隊に立ち向かいますが、このニンジャやサムライ達は戦い、相手が戦えなくなるように斬ったり刺したり叩きのめしたりはしますが、決して誰一人命を奪いはしません。
マシンガンの弾も刀で防がれ、ハンドミサイルも忍法で防がれ、神出鬼没のニンジャに翻弄され、結局アメリカ軍の基地に囚われた人質も自衛隊員も無事解放、数々の原子力発電所も敵の手から取り戻しますが、最後に一箇所だけ原子力発電所の確保に失敗します。
テロ首謀者が爆薬のスイッチしようとして、それを阻止するため、主人公の一人が銃を構えます。
その主人公にお頭が「よせっ!撃つ奴があるかっ!拳銃は最後の武器だ!」(ここも大事)
「し、しかしっ!」
間に合わず、スイッチを押されてしまいます。
その時、爆薬が閃光に包まれ、何度スイッチを押しても爆発しなくなってしまいました。
無事に開放された自衛隊基地の自衛隊員たちが歓声を上げています。
「やったぞ!新兵器のピンポイントで爆薬を無効にする装置が役に立った!」
自衛隊員たちと握手する博士が「元々は3.11の事故を二度と起こさないようにと開発したが、思わぬところで役に立った。理論上は飛来する核ミサイルの核すら無効にできます」と説明セリフを言います。
そして、最後のエンドロールの最後に平和憲法について字幕を出して、「この話はフィクションですが、ニンジャやサムライが居ないとは限りませんよ」とか出しときます(^▽^)
はい。
お楽しみいただけたでしょうか?
そんな馬鹿な話、よく大真面目に書けるな!と思われますか?
私的には、水平思考で考えた、結構いい戦術だと思いますけどね〜(^▽^)
![]() | 【送料無料】 プロパガンダ 広告・政治宣伝のからくりを見抜く / A プラトカニス 【単行本】 価格:3,456円 |

![]() | 【中古】【メール便可】第三帝国と宣伝 ゲッペルスの生涯/R・マンヴェル他一名 樽井近義他一名訳 価格:2,000円 |

![]() | 価格:3,160円 |

・・・おっと〜、よく考えたら、今回も「矜りと嗜み」について記載してませんでしたね。
また今度、お楽しみに〜(^▽^)