2016年08月06日

007/黄金銃を持つ男 THE MAN WITH THE GOLDEN GUN





ボンドを知らんとはモグリですな



殺しの許可証を持つ英国諜報部員007



優秀な男ですよ

私の目から見てもね










この「007/黄金銃を持つ男」の撮影は、ムーア・ボンド第一弾でもある前作「007/死ぬのは奴らだ」から1年もしない内に始まっています。

やはり、スムーズなムーア・ボンドへの引継ぎにも、安心出来なかったと言うことでしょうか?

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本作の原作は、イアン・フレミング原作長編遺作で死後出版されています。

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前作「007/死ぬのは奴らだ」のレビューでも触れましたが、原作者イアン・フレミングは当初、初代ボンドであるショーン・コネリーよりも、ロジャー・ムーアの方が原作ボンドのイメージ通りだと言っていましたが、いざ映像化されたコネリー・ボンドを見て気が変わったのか、本作の原作は、コネリー・ボンドのイメージで執筆したとか・・・


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その映画化作品で、ロジャー・ムーアがボンドを演じるというのは、運命のイタズラでしょうか。



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本作も、これまでのシリーズ同様、運河でのボートチェイスシーン、カーチェイスなどアクションシーンの見所が多いのですが、特に、香港沖に半分沈んだクイーン・エリザベス号内に作られた、情報部香港支部が非常にユニークで、内部はすべて斜めになっています。


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本作には、ボンドガールが二人登場しますが、一人は、スカラマンガの愛人アンドレア・アンダース役で、第13作目「007/オクトパシー」にも、ボンドガールで出演しているモード・アダムスが演じています。

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もう一人、ブリット・エクランドは、ボンドの助手である、メアリー・グッドナイト役で登場しますが、彼女はボンドの足を引っ張るためだけに存在しています^^;

原作で同じ名前のステキな秘書が登場するのですが、そちらのミス・グッドナイトはボンドが何とか落とそうと躍起になるくらいステキな女性なので、全然イメージが違っていて、原作を読んでいると(ストーリーもそうですが)あまりの違いに混乱してしまいます(^^;)

ブリット・エクランド嬢演じるグッドナイトの天然ボケっぴろは失笑ものです(^^;

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また、アクションで一番の見所はAMCホーネットによる360度、つまり一回転をして川を飛び越えるカースタントシーンでしょう。

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そのスタントは恐ろしいほど完璧(しかもワンテイクだそうですゾ)で凄いシーンですので、ぜひ一度は、観て下さい!



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「007/黄金銃を持つ男」のストーリー:君の順番も、きっとまわってくるさ



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Mの元に、007と彫られた黄金の弾丸と共に「ボンドの命をもらう」と書かれた手紙が送られてくる。


殺し屋としては最高の報酬を取るフランシスコ・スカラマンガが、ボンドを標的として狙いをつけた印だった。


Mは、ボンドに仕事を辞めて隠れるか、殺される前にスカラマンガを捕まえるよう命令する。


ボンドは、その黄金銃を持つ男といわれるスカラマンガの手がかりを探してまずベイルートに飛んだ。


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ベイルートで002が撃たれた弾丸を入手し、Q課が分析をする。


弾丸の作成者であるマカオのラザーと接触したボンドは、銃弾を受け取りに来た謎の美女アンドレアを尾行して、香港へ向かう。

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アンドレアからスカラマンガの手がかりを聞き出すが、手がかりとなるギブソンは、ボンドの目の前で射殺される。


殺されたギブソンは、エネルギー事情を一変させるソレックスと言う装置を開発、英国へ来る意志があったのだが、死体にその装置はなかった。

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ギブソンはバンコックのハイファットの下で働いていたという情報を得て、ハイファットに接触するが、相撲の力士に襲われ、また空手の達人と対戦するが、逃走。

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そうこうしている内にハイファットが、スカラマンガから射殺される。


果たしてスカラマンガを雇ったのは誰なのか?


また、ソレックスの在り処はどこになるのか?


そして何よりも、狙った獲物を逃したことが無いというっほどの殺し屋スカラマンガとの対決に、ボンドは勝利を得ることが出来るのだろうか?

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「007/黄金銃を持つ男」のサイドストーリー
試乗したいんだがな!
posted by 大塚陽一 at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(0) |   ・ジェームズ・ボンド007

2016年05月03日

007/トゥモロー・ネバー・ダイ TOMORROW NEVER DIES





ソフトタッチで試してみよう









シリーズ第18弾。

ピアース・ブロスナン=ボンド第2作品。

「007/ゴールデン・アイ」で ダイナミックなアクションシーンを復活させてくれたピアース・ブロスナンが、今回もまた前作以上のアクションを見せてくれています。

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彼のアクションは、いいですね。

ムーア・ボンドのように、ちゃんと精神的な余裕は保ちながらも、懸命さが溢れていて、しかも軽快なアクションなので、いい感じですね。

本作は、アクションにこだわった作品で、息つく暇もないアクションの連続には、圧倒の一言です。




ボンドガールには、ご存知「ポリス・ストーリー3」で、ジャッキー・チェンをも凌ぐ豪快なアクションを披露してくれた香港のトップ・スター=ミシェル・ヨーが登場し、第10作「007/私を愛したスパイ」 以来久々にボンドと対等な女スパイを演じます。




そして、最大の見所は、なんと言ってもボンドカーですが、前作「007/ゴールデンアイ」で、登場だけして、活躍させられなかった欲求不満を解消するかのごとく、大活躍するニューボンドカー「BMW750iL」には、今までになかった最新式のシステムが充実していました。


映画の中でボンドは、Qから貰った「エリクソン携帯電話」を使い、車をリモコン操作で操ります。

立体駐車場で繰り広げるカーチェイスシーンはかなりの迫力で、最高に面白いシーンです。

この時、ボンドカーの後部座席で、ボンドは、携帯電話のリモコンで操作するのですが、揺られながらも歓声を上げながら、カーチェイスを楽しむボンドは、最高にボンドらしいボンドでした!!


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車に限らず、ボンドとリンが二人羽織り状態で「BMW R1200C」のバイクにまたがり、追っ手のヘリコプターから逃れる壮絶なアクションシーンも見所だし、ステルス艦等、敵も久々に大富豪という設定で、ハイテク機器を登場させてボンドに立ち向ってきます。

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なおQはいつも研究室で登場しますが、今回はレンタカー会社の社員に扮装して登場します。

真っ赤なジャケットは、とても似合っていました^▽^

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「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のストーリー:「クラッチ!」


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イギリス諜報部MI6はロシア当局と合同で、ロシア国境における武器取引マーケットの調査を行っていた。

侵入したボンドの撮影した映像から、大量の武器と日本人テロリストの磯倉聡やアメリカ人のテロリストのヘンリー・グプタをはじめとする危険人物が集まっていることを確認したMI6は、ロシア側の合意によりイギリス海軍艦艇からの巡航ミサイル攻撃を行う。

ところが、市場の商品の中に核魚雷があることが判明、ミサイルは母艦から距離が離れすぎていた為自爆電波が届かず、ボンドには退避命令が出される。

だが、ボンドは命令を無視して核魚雷を搭載した戦闘機諸共確保して飛び去り、チェルノブイリ以上の核汚染は阻止された。

しかし、この代償に会場にいた危険人物の1人、ヘンリー・グプタは逃走してしまう。

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その後、南シナ海の中華人民共和国の沿岸の「公海上」を航行していたイギリス海軍フリゲート「HMSデヴォンシャー」が、中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機による領海侵犯の警告を受けた後に撃沈された。

同時に中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機も撃墜された上に、その後脱出したフリゲート艦の乗組員も謎のステルス艦の乗務員に機関銃で皆殺しにされた。

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HMSデヴォンシャーは実際には中華人民共和国の領海内を航行していたにもかかわらず、なぜか領海から離れた公海上を航行していたと艦内のレーダーには表示されていた。

また同時にシンガポールのMI6支局は不可思議なGPS電波が発信されていたことを掴んでいた。

さらに、HMSデヴォンシャーからの「公海上で中国人民解放軍空軍機の攻撃を受け撃沈された」との電文を受けたばかりのイギリス国防省とM、さらに首相らが事実関係の確認に追われている最中にもかかわらず、なぜか「カーヴァー・メディア・インターナショナル」の総帥でメディア王・エリオット・カーヴァーが発行するイギリスの新聞「トゥモロー」上に「公海上を航行するイギリス海軍艦と中国人民解放軍のミグ戦闘機が交戦し、撃沈され乗組員が虐殺された」という記事が掲載された。

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「トゥモロー」が伝えるHMSデヴォンシャーの「公海上」での撃沈と乗組員の虐殺に激怒したイギリス首相は、イギリス海軍艦隊の中華人民共和国への派遣を命じるものの、「トゥモロー」の早すぎる記事の掲載と不可思議なGPS電波の発信に疑問を抱いたMはこれに抗議し、これを受けて首相は艦隊派遣の48時間の保留と、48時間以内の事実関係の調査を命じた。Mはボンドをカーヴァーのパーティーが行われるハンブルクに派遣する。

奇しくもカーバー夫人は、ボンドのかつての恋人パリスだった。

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パリスは、ボンドの顔を見るや張り手を食らわせる。

カーヴァーの指示で、ボンドは手下の数名に襲われるが、反撃。

全員をのした後で、ホテルに戻ったボンドは、カーヴァーが、どういう手段で来るかを待った。

しかし、ホテルに現れたのは・・・。

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果たして、カーヴァーの陰謀は何か?


謎の女リンは、敵なのか?味方なのか?


ボンドとパリスの再会は、二人にどんな影響を与えるのか?



「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のサイドストーリー:
posted by 大塚陽一 at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) |   ・ジェームズ・ボンド007

2015年12月07日

007/スペクター SPECTRE







君が愛した女は、すべて死んだ。





マドレーヌ、君は勇敢だね。
















ダニエル・クレイグ演じるボンド4作目であり、シリーズ24作品目、ボンド2-4でもあります。








本作品「007/スペクター」からは、やっと、やっと、冒頭のガンバレル・シーンが復活します!

ここで、つい、「007/ゴールデンアイ」でガンバレル・シーンを観た時と同じで、涙がちょちょぎれてしまいましたよ。

しかもこれ、新録ですね、これまでの前任者や自身のガンバレル・シーンと違って歩いている時から右手の銃が見えています。

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今回のターゲットは、待ちに待ったスペクター。

ガンバレルからタイトルに向かうオープニングで繰り広げられるアクションシーンは、怒涛の勢いで、ああ、なんか007が還ってきた・・・そういう感慨を持たせる素敵なシーンの連続ですよ。


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そして、毎回話題になるボンド・ガールですが、今回は「イングロリアス・バスターズ」「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」「ミッドナイト・イン・パリ」のレア・セドゥ嬢。

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そして、これは説明が要らない位美しいということで有名なモニカ・ベルッチ姐さん。
モニカ姐さんは、ピアース・ブロスナンが「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」の時、ぜひパリス役に!と熱望していましたが叶わず、というエピソードがありますが、今回シリーズ出演が叶ってよかったですね〜。

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前作で復活したQ、マネーペニー、そしてMも続投。
これまでのシリーズにないくらい皆さん、活躍します。







「007/スペクター」のストーリー:
カッコウ〜♪




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メキシコシティで催されている「死者の日」において、ジェームズ・ボンドは建物の屋上から窓越しにスキアラという男に銃口を向け発砲、爆発による混乱の中でヘリコプターに搭乗したスキアラを追い詰め最終的に突き落とし、彼の手からある紋章が刻まれた指輪を盗み出す。

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その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、Cことマックス・デンビ (アンドリュー・スコット) がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。

MI6本部に戻ったボンドは、Mにメキシコシティでの事態を叱責され、しばらくの間謹慎命令を下される。

その後、前作での"スカイフォール"での出来事で燃え残った残骸を持ってきたマネーペニーに、メキシコシティでの出来事が前作で落命したMからの「スキアラという男を追って殺しなさい。そして葬儀にも出て」という遺言であることを明かす。



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その後、ボンドはQ課から009用に用意されたアストンマーチン・DB10を持ち出し、前任のMの遺言通りローマに向かい、そこでスキアラの未亡人であるルチアに近づく。

始めは夫を殺した張本人ということもあり不信を抱かれるも、彼女を誘惑したボンドは、命を助けることと引き換えにある組織の秘密会議が行われることを聞き、その場所に向かう。

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潜入したボンドは、そこで組織の首領がフランツ・オーベルハウザーという孤児になったボンドを引き取ってくれた義理の父親の息子、つまり義理の兄で、昔登山事故で父親と共に亡くなった筈の男だと知るものの、会場で自らの存在がばれててしまい、組織の一員であるMr.ヒンクスに追跡される。

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ヒンクスとのカーチェイスの末、DB10を川に沈めてしまうも逃げおおせたボンドはマネーペニーとの連絡により前々作で対峙したMr.ホワイトがカギを握っていることを掴む。


ボンドは、ホワイトの潜伏先でオーベルハウザーと対立したことで携帯電話にタキシンを仕掛けられ、死に瀕した彼の姿を見つける。


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ホワイトは、組織が世界規模で暗躍する巨大犯罪シンジケートであること、組織から命を狙われている娘のマドレーヌ・スワンを助けるのと引き換えに、彼女が手掛かりとなる「アメリカン」の居場所を教えると告げ、ボンドが渡した銃で自決したのだった。


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一方、ロンドンではCが00部門の機能を停止させMI6をMI5に吸収させることを画策しており、Mは対応に追われていた。

さらに、東京での世界会議で9か国の情報網の統合案の投票が開始され、後に反対票を投じていた南アフリカでテロが発生した事により、案が通過してしまう事態となった。

果たしてボンドはマドレーヌを守り、スペクターの野望を阻止することが出来るのか???












上映期間が終了するまでは重大なネタバレには言及しませんが、それでも多少のネタバレを含みますので、ここからは作品を観終わった後に読まれることをお勧めします。


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posted by 大塚陽一 at 11:21 | Comment(0) | TrackBack(0) |   ・ジェームズ・ボンド007

2015年12月04日

007/スカイフォールSKYFALL





でも、私は、

あなた方とは違う世界を見ています。



そこで目にするものに恐怖を感じています。



敵の実態を知ることが出来ないからです。



地図上に存在せず、

国家でもない、

個人なのです。



周りの誰がそうなのか?



顔や制服や国旗は見えません。



かつて見通せた世界が不透明になってしまった。



影の中なのです。



その中で戦うしかない。



我々が無用だという前に、

考えてみてください。



今がどれだけ安全か














ダニエル・クレイグ演じるボンド3作目であり、シリーズ23作品目、ボンド2-3、そしてシリーズ50周年でもあります。

本作品「スカイフォール」は、前作と違って評論家も、ファンもほとんどの人が大絶賛、確かに!と頷ける部分もあるし、なんだかなぁ・・・という部分も混在していて、個人的には本当に複雑な心境です。




悪役は、さすがの存在感のハビエル・バルデム。

元MI6の凄腕エージェントだったという設定で、手の内を全て読まれている感じは、すごくよかったです。


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そして、毎回話題になるボンド・ガールですが、「スカイフォール」でメインのガールはジュディ・デンチ演じるMです。

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最終的にはQも、マネーペニーも復活して、古き良き時代をほうふつとさせる状況でエンドロールを迎えるのですが、それだからこそ、次回作が心配でたまらないという心境になります。


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「スカイフォール」のストーリー:
いわゆる、発信機だ




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MI6のエージェント、007=ジェームズ・ボンドは新人女性エージェントのイヴとともにトルコでの作戦に参加していた。

その最中、MI6の工作員が殺され、各国のテロ組織に潜入している全てのNATOの工作員の情報が収められたハードディスクが奪われた。

ボンドはディスクを取り戻すべく、実行犯であるフランス人傭兵パトリスを追跡する。

MI6部長・Mの指令により、ボンドと列車の上で格闘しているパトリスを狙ってイヴが撃った銃弾はボンドに当たり、ボンドは峡谷に落下し行方不明となる。

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数カ月後。

ボンドは公式に死亡が認定され、Mは情報漏洩の責任を問われ情報国防委員会の新委員長であるギャレス・マロリーから引退を勧められる。

それは事実上の更迭勧告だった。

その提案を拒絶するMだったが、その直後にMのコンピュータが何者かによってハックされる。

さらにMI6本部も爆破され、多くの職員が犠牲となった。

このニュースは僻地で秘かに過ごしていたボンドも目にするところとなり、ボンドはロンドンに戻る。

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00(ダブルオー)要員への復帰テストに臨むボンドだったが、成績は惨憺たるものであった。


復帰に懐疑的なマロリーの意見を一蹴し、Mはボンドの職務復帰を承認する。

ボンドは自身の肩に残っていた弾丸の破片からパトリスを特定し、新任の兵器開発課長・Qから装備を受け取ってパトリスの向かう上海へ赴く。


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上海でボンドは格闘の末にパトリスを倒したものの、雇い主が誰なのかを聞き出す事に失敗。

パトリスの所持品にあったカジノのチップを手掛かりにボンドはマカオへ向かう。

その頃、ハードディスクにあった5人のNATO工作員の名前がインターネット上に公表され、毎週さらに名前を公表していくという予告がなされる。

カジノでボンドはパトリスの仲間らしい謎の女性・セヴリンに接触。

何かに脅える様子のセヴリンにボンドは、雇い主を殺すつもりがあるなら手伝うと持ちかける。

セヴリンを監視する襲撃者たちを撃退したボンドはセヴリンの船で共に雇い主のいる廃墟の島に向かうが、船上でセヴリンともども囚われの身となる。

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島ではパトリスとセヴリンの雇い主、ラウル・シルヴァと対面する。

シルヴァは自らとボンドを「共食いの果てに最後に残った2匹のネズミ」に例える。

元MI6エージェントであったシルヴァは、香港支局勤務時に中国当局に捕らわれ見捨てられたことで、当時の上司Mを深く恨んでいた。

そしてこの島にサイバー犯罪の拠点を作り上げ暗躍していたのだった。

シルヴァはボンドが心身共に現場復帰に適さない状態にありながらMがそれを隠していたことを告げる。

だがボンドは「私の趣味は『復活』だ」とそれを一笑に臥す。

シルヴァはセヴリンを危険に晒した射撃ゲームでボンドを試そうとする。

結果セブリンはシルヴァに殺されるが、ボンドは一瞬の隙を突きボディガードたちを倒し、シルヴァを捕らえることに成功するのだが・・・

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↓ここからは重大なネタバレも含みますので、作品を観終わった後に読まれることをお勧めします。


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posted by 大塚陽一 at 01:30 | Comment(0) | TrackBack(0) |   ・ジェームズ・ボンド007

2015年12月02日

007/ユア・アイズ・オンリー FOR YOUR EYES ONLY




これこそデタントだ。






そちらにも渡らず



こっちも無くした


















シリーズ第12弾。

ロジャー・ムーアの007は、無事地球に帰還しました。

「007/私が愛したスパイ」、「007/ムーンレイカー」と、二作品続けて、奇想天外な展開が続きましたが、本作からは漫画チックな傾向を反省したのか、ボンドの原点に戻ろうというコンセプトの元に、ハイテクに頼らず、生身の肉体を使ったアクションシーン満載で製作したのが本作です。

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「ユア・アイズ・オンリー」とは、原作では「読後焼却すべし」と訳されています。

よく機密文書などに書いてある「アイズ・オンリー」だったら、「閲覧のみ」可で記録をとってはいけないという意味になりますね、これが「ユア・アイズ・オンリー」だと、閲覧権限のある独りのみ閲覧可能という意味と、女性が恋人にのみささやく言葉とのダブルミーニングとしてボンドシリーズらしいタイトルですね。

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今回は、舞台がギリシャなだけに、綺麗な景色が多く、水中撮影シーンも美しく、見所は満載です。

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ヘリにぶら下がったり、入り組んだ迷路のような山道をポンコツ車で疾走したり、 雪山での派手なスキーとバイクアクション。

そして大絶壁のロッククライミングシーンで、ほとんど垂直に近い絶壁を登るボンドが、見張りに見つかり1本のロープで宙吊りになったりします。

そんな絶体絶命の危機的状況など、息つく暇もない過激なアクションが展開されます。

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ただ残念なのは、ボンド・カーのロータスが、本編開始早々自爆してしまい、代わりにボンドガールの所有するシトロエン2CVという小型車での逃走シーンがあるため、実質このポンコツ車が、本作のボンド・カー的扱いになります^^;

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今回は世界を相手に滅ぼそうとか脅迫をしようなんていうスケールのでかい悪の親玉は出て来ず、とても現実味のある(と言っても、007の世界内で。という意味ですが・・・)話になりました。

海に沈んだ機密を巡って、誰が味方で敵が誰か分からない的な雰囲気で、ギリシャの地下組織を題材にした小気味の良いアクション物となっていますが、これはシリーズで、ずっとアクション監督をしてきたジョン・グレン監督の意向でしょう。

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原作にこだわりをもつグレン監督は、「007/死ぬのは奴らだ」で映像化されなかった原作にあるクライマックス・シーンを(ボンドとソリテールがロープに縛られ、船でサメの海を引きずられるシーンをボンドとメリナで)実現させたり、自身の師とも言えるピーター・ハント監督の作品「女王陛下の007」への、オマージュとも言えるシーン(殺されたボンドの妻トレーシーの墓参り)で、オープニングを飾っています。

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以前のレビューで、触れた最後の希望こそが、このジョン・グレン監督です。

その件については、今後紹介していく作品群を語る上で、段々ご理解いただけてくると思います。




尚これまでシリーズを通して、ボンドの上司Mを演じてきたバーナード・リー氏が 、1981年に他界したため、本作はシリーズで唯一Mが登場しない作品となりました。

非常に残念です。

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「007/ユア・アイズ・オンリー」のストーリー:
私は半分ギリシャ人なの。
エレクトラの様に愛する者を殺した相手を許さない





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地中海アルバニア沖で調査中の漁船を装ったイギリスの電子監視船セント・ジョージ号が、何者かが仕掛けた機雷によって沈没した。


この船にはミサイルを自由に操って誘導できる装置、ATACが搭載されていた。

それを知ったソ連はさっそくギリシャの組織にATACを手に入れるように依頼する。


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一方ボンドは政府にかわって調査していたハブロック博士が殺されたことによってギリシャへ飛ぶ。


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ハブロック博士を殺した犯人ゴンザレスを追って、ボンドは、ゴンザレスの屋敷へ向かうが、ゴンザレスはハブロックの娘メリナに殺され、 メリナと共に山道を車で逃げることになってしまう。

ボンドは、ゴンザレスに金を渡した男を照会したところ、ギリシャ密輸団のロックと判明した。

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ギリシャの実力者クリスタトスと会ったボンドは、クリスタトスのかつての相棒コロンボの片腕が、ロックだという情報を得る。

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ボンドは、数々の妨害を受けながらも、コロンボの愛人リスル夫人に近づくが、彼女はロックに殺され、ボンドも、襲われるが、間一髪現れた別の男たちに救われ、虜になる。

男たちのリーダーはコロンボだった。

果たして、本当の敵は、コロンボなのか?

それとも別の?

ボンドは、無事にATACを回収することが出来るのか?


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posted by 大塚陽一 at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) |   ・ジェームズ・ボンド007
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