私は一本のローソクになりたい
もしいつか貴方の心が真っ暗になった時
貴方の片隅で
オレンジ色の明かりを掲げて立っていたい
私の命を溶かしながら
【みつはしちかこ「小さな恋のものがたり第5集」】
あなたは「一本のローソク」と聞いて何を連想しますか?
私は人の命になぞらえた、あるお話を思い出します。
そのお話についてはまた後日お話したいと思いますが、今日は、明日の授業で使う予定の詩をひとつご紹介したいと思います。
これは、ある知的障害を持った中学生が書いた詩です。
私は一本のローソクです
もえつきてしまうまでに
なにか一ついいことがしたい
人の心に
よろこびの灯をともしてから死にたい
さて、ある名もない一人の中学生の詩ですが、あなたはなにを感じましたか?
明日一日を一緒に生きる生徒さんたちの心に灯をともせるようにがんばります!


みんな一人一人が自分のロウソクに火を点したら、世界中の影も闇も無くなると思うんです。